▼竹中さんはAIや自然言語処理関係の研究や調査に取組んで長いのですか?
いいえ。アンタスに入社してから、この分野に初めて取組ました。私が入社した時期が一昨年11月ですから、「ONE TAP TARGE」のプロジェクトスタート時期の少し前ですね、前職では、土木系の業務システム開発を担当していました。
▼全く開発分野が違うので、前職とアンタスでは開発言語も異なるのではないでしょうか?
そうですね。以前のシステム開発では計算処理メインでした。アンタスに入社してからは、プログラミング言語「Python」を覚えました。構文的には他の言語と共有している部分が多いため、基本的な機能を最初に覚えればある程度書けるようになります。細かい部分は、前述したGitHubを参考にしながら覚えました。
▼竹中さんは、現在どのような開発に携わっていますか?
現在はAIを使った手書き文字を認識するプロジェクトを進めています。この機能は当社ですでにリリース済の、AI帳票処理特化型RPA「LAQOOT(ラクート)」に搭載済みで、その改良をしているところです。
9月からは、ドローンで撮影した画像などを使った、画像認識に関わるAIエンジン開発の検討に入る予定です。
▼AI技術にはいろいろなところに応用のヒントがありそうですね?
そうですね。いろいろなネット媒体も広告を出す側もターゲットとなるユーザーの興味をひくための技術開発に力を入れています。「どう出すか」」「どう見せるか」のロジックも新しくなっています。その動向を探りながら、新しい技術に特化した開発ができないかということを常に考えています。
▼社内のエンジニアへの状況共有しているのですか?
はい。社内勉強会を開いて、今回開発したツールの実現手法を社内エンジニア向けに発表しました。エンジニア全員が自然言語処理の開発ができるというわけではありませんが、社内で動いているプロジェクトがどんな内容なのか、技術者レベルでの共有は行っています。
▼アンタスで開発するプロジェクトにも、ますますAI技術が取入れられそうですね。
そうですね。AI機能に取組むエンジニアもこれから増やしていきたいですね。AI機能をどのように応用するかについては、アイディア勝負になるところがあります。エンジニアの数が増えれば、アイディアも多く出てきますので、検討段階で方向性を決めやすくなりますからね。
AI開発をやってみたいという方、是非アンタスへ!!