2025.04.11
アンタスでは社員が主体となって定期的に勉強会を行っています。
通常は1時間程度で勉強会を実施していますが、1日を利用して実施した「社内ハッカソン」を今回はご紹介します。
【ハッカソンとは】
システムの解析や改良を意味する「ハック(Hack)」と「マラソン(Marathon)」を組合わせた造語です。
ハッカソンには大きく分けて「一般ハッカソン」「社内ハッカソン」「産学連携ハッカソン」があります。
アンタスが今回行ったのは勉強会の一環としても行われる「社内ハッカソン」です。
▼社内ハッカソン
参加者を社内メンバーに限定し実施します。メンバーのスキルアップや新商品・サービス開発、また普段あまり接しない社員と同じチームになって一緒に開発を行うことで、コミュニケーションがとれ、組織力の向上も期待できます。
▼目的とお題
・自分の知らない技術に触れよう(盗もう)
・新しい発見をしよう
・いつも触れ合わない人とコミュニケーションをとってみよう
・業務に縛られずに開発しよう
・アイディアを出してみよう
・自分のアイディアを皆の技術力で実現しよう
これが社内ハッカソンの目的です。
今回のお題は「生成AIを使う」こと。
個別には生成AIは使っていますし、前回のハッカソンでも生成AIを取り入れたり、AI技術を活用した業務も行っていますが、今後利用の場がますます増えていく生成AIのさらなる理解と可能性を広げるため、プロダクトの一部として生成AIを使うものを、チームでアイディアを絞って作り上げるのがお題です。
全体説明会を終えたあと、早速チームに分かれて活動を開始します。
・チームの中の役割分担
・何を解決する、何を作るか検討
・設計、製造、テスト
・プレゼン準備
この項目を時間配分を考えながらチームで役割分担をして進めていきます。
今回のチーム名はハッカソンコミッショナーの指名により、なぜか食べ物の名前…
・チーム焼肉🍖
・チーム寿司🍣
・チームラーメン🍜
の3つに分かれてスタートです。
アイディア出しは、最初の1つが出てくるまでは時間がかかりますが、いざアイディアが出始めると止まらなくなるもの。たくさん話したい気持ちをこらえながらも、設計・製造を進めていきます。
▼プレゼン&結果発表
1日かけて準備してきたチームのアイディアを社長・部長も含めてみんなに発表します。
・検討したアイディア
・解決する(できる)課題
・アプリケーションの構成
これらをプレゼン資料と実際に開発したアプリを動かしながら各チームごとに発表していきます。
短い時間にも関わらず、皆さんアプリを形にできるのは、”さすが”の一言!!
プレゼン資料も生成AIで作成したチームもいたり、”生成AIを使う”というお題に沿って、それぞれの発表が進んでいきます。
発表内容を聞き、
・アイディアのユニークさ
・楽しさ
・将来性
・完成度
を5段階で評価し、総合点数が高いチームが優勝となります。
今回優勝したチームは…
「チーム寿司」!!👏👏
チームメンバーにはプレゼントが贈呈されました。
生成AIを利用したサービスが多く出回っている現在、全く新しいアイディアを出すことは中々難しかったようです。
しかし、世の中にどんなサービスがあるのか知るきっかけにもなり、また生成AIをどのように利用したらおもしろいかなどを考える良い機会になりました。
チーム寿司が考えたアプリについては、ぜひ実際に考えたチームメンバーに聞いてみてください!