2024.04.12
アンタスでは社員主導で定期的に勉強会を行っています。
通常は1時間程度で勉強会を実施していますが、1日を利用して実施した「社内ハッカソン」を今回はご紹介します。
【ハッカソンとは】
システムの解析や改良を意味する「ハック(Hack)」と「マラソン(Marathon)」を組合わせた造語です。
ハッカソンには大きく分けて「一般ハッカソン」「社内ハッカソン」「産学連携ハッカソン」があります。
アンタスが今回行ったのは勉強会の一環としても行われる「社内ハッカソン」です。
▼社内ハッカソン
参加者を社内メンバーに限定し実施します。メンバーのスキルアップや新商品・サービス開発、また普段あまり接しない社員と同じチームになって一緒に開発を行うことで、コミュニケーションがとれ、組織力の向上も期待できます。
▼目的とお題
今回の社内ハッカソンの目的は次のように設定しました。
・自分の知らない技術に触れよう(盗もう)
・新しい発見をしよう
・いつも触れ合わない人とコミュニケーションをとってみよう
・業務に縛られずに開発しよう
・アイディアを出してみよう
・自分のアイディアを皆の技術力で実現しよう
お題は「ソフトウェア開発であればなんでもOK」とかなりざっくりなオーダーにしチームでアイディアを絞ってもらう形です。
朝から夕方までの時間を利用し、夕方に社長や部長も含めプレゼン大会を行う形式で実施しました。
全体説明会を終えたあと、早速チームに分かれて活動を開始します。
・チームの中の役割分担
・何を解決する、何を作るか検討
・設計、製造、テスト
・プレゼン準備
この項目を時間配分も考えながら、チーム内で相談し検討を進めます。
アンタスでは、業務プロジェクトをチームで行う形をとっています。
しかし、プロジェクトの期間などの影響があり、同じプロジェクト参加が中々できないメンバーも中にはいます。
そんな、普段の業務で話す機会が少ないメンバー同士などでチームを組むことで、ハッカソンの目的でもあるコミュニケーション向上をはかりました。
▼やっぱり思考が一緒なら
「何か新しいことを考えて、開発する」「新しい技術に触れる」ことが好きなメンバーがそろっているアンタスでは、普段コミュニケーションが少ないメンバー同士でも、どんどん会話が弾んでいきます。
※弾み過ぎて、内容が固まらなくて困っているチームもありましたが…
弾む話をまとめながら、チームリーダー(ここでも勉強のため、いつもはリーダーをやらない若手がつとめました)が工程を進めていきます。
一人では見つけられない、または知っていても知識が足りていなかった技術でも、チームで意見を出し合うことで「そんな技術あるんだ」「それ、そんなこともできるんだ」などなど、新たな発見・気づきが生まれるのも、ハッカソンの魅力の一つです。
何を作るか決まったら、次は実際に設計・製造やプレゼン準備を進めていきます。
短い時間でアイディアを出すのも大変ですが、自分たちのアイディア内容、アイディアの良さ・魅力、アイディアを形にしたシステム/アプリの内容を「人に伝える形にまとめあげる」のは、とても難しい作業です。
しかし、「人に伝える」力は実業務でも大きく役に立つ力。チームメンバーはもちろんお客様への説明・提案時にも必須な力として、プレゼンテーション力向上もはかりました。
※写真のイラストは、生成AIを使って作成。AIをどう組み込んでいくかもこれからは必要な知識です。またAIができる部分をAIに任せることで、他の必要な作業に時間を使えるので、効率的な作業もできます。こういった技術も学びつつ、実際に利用していきます。
▼いよいよプレゼン&結果発表
1日かけて準備してきたチームのアイディアを社長・部長も含めてみんなに発表します。
・解決したい課題はなにか
・課題を解決できる機能要件や技術
・構成図
これらをプレゼン資料はもちろん、UIイメージ、技術要素、簡単なソースコード、など準備してきた内容と合わせて各チームごとに発表していきます。
発表内容を聞いたメンバーや社長は
・技術先進性
・アイディア
・楽しさ
・有用性
・完成度
の5項目で評価していきます。
総合点数が高いチームが優勝となります。
今回優勝したチームのアイディアは‥
猪チームが考えた「セバスチャン」が見事優勝しました!!!
「セバスチャン」って。。。何?
と気になった方は、是非アンタスに来てセバスチャン発案チームメンバーに聞いてみてください。
※ここには書けない、いろんなことが聞けるかも!?
新しい技術、触れたことのない技術への興味関心や習得したい思いがある方、
ぜひアンタスで一緒に思いを語り、形にしてみませんか?