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Technology Blog

アンタス社内勉強会2/2

2019.06.07

Chapter2:2019年に取組みたいこと

エンジニア紹介

後半担当 伊藤さん

アンタスでは社員主導で定期的に勉強会を行っています。Chapter2(後半)では、今年1月から勉強会の担当になった伊藤さんに、昨年の勉強会の感想や、勉強会担当として新たにチャレンジしてみたいことなどについて伺いました。

▼昨年勉強会に参加した感想はどうでしょうか?

私は2018年の1月にエンジニアほぼ未経験の状態で入社しました。1年間、社内勉強会に参加して新しい情報を学び、得るたび、新鮮で「ほぅ!ほぅ!」と思いながら参加していました。

▼今年(2019年)から勉強会担当になって、やりたいことはありますか?

根本的なテーマは昨年と変わらない方向で行こうと考えていますが、今年1年で試したいと思っていることがあります。月2回行っている勉強会の1回を参加者が1年を通して学べるような、連続したテーマを取入れたいと思っています。前半の話で出てきた「Go言語」の勉強会を連続テーマに据えようかと、いま考え中です。

▼連続したテーマを取入れたいと思っているのはなぜですか?

昨年勉強会に参加してみて、1回で完結する勉強会では比較的軽めのテーマになり、難しいテーマは設定がしづらいと思いました。「勉強会を足掛かりにして、詳しい内容は自分たちで調べてね」という内容に加え、より深いところまで理解していけるような連続テーマを設けてもいいのではと感じたからです。それは私自身エンジニア経験が浅いことも理由の1つです。知識が少ない人が参加して身に付くテーマと、予備知識がある人が参加するテーマの2パターンが欲しいと思いました。前半ハマさんの話でも出ていましたが、私を含め3人の若手エンジニア(20代中心)が「Go言語」の自主勉強会を行っています。この自主勉強会の内容を、社内勉強会で発表し、月1回ペースで若手エンジニアが勉強してきた内容を社員に公開できればと思っています。

▼なぜ「Go言語」に着目したのですか?

「Go言語」は現在Google社が力を入れている言語で、ノウハウの習得が早く、学習コストが低いところが良かったことです。また、汎用性が高い言語で勉強会でも着手しやすく、共有できる内容も深いところまでいきやすいので、連続したテーマにしやすいと考えました。まだアンタス社内で実務としては使われていませんが、これからの世の中でこの言語が採用されていくだろうと推測しています。

▼ハマさんは、伊藤くんが選んだ言語について先輩としてどう思いますか?

使用言語というのは時代によって変わっていきます。「Go言語」はGCPやAWSで使えるので、今後は様々なシーンで「Go言語」に移っていくのでは?と私も考えています。自分が全部調べなくても、若手が調べて情報公開してくれるのは、とてもいいと思います。ベテランエンジニアが知らないうちに、若手エンジニアがトレンド言語に気づいて調べてくれたり、社内体制や勉強会の流れなどを自ら考えて行動しようとしていることに、頼もしさを感じています。今年、若手が「Go言語」を勉強し理解を深めていけば、「次の新しいプロジェクトはGo言語でやりたい」「Go言語だったらできる」などの声も挙がってきそうですね。

▼技術の先を読むということを皆さん自然にしているのでしょうか?
※ハマさん回答
「面白そうな技術があるよね」という話は普段からしています。勉強会があることで、社内で着目したいテーマにエンジニアが気付きやすくなっているということもあると思います。エンジニアは新しい知識を常に仕入れていかなければいけないので、ベテラン、若手ともに、勉強会という場をうまく活用していきたいです。

 

▼伊藤くんが感じた勉強会のメリットはなんですか?

昨年「AWS Cloud9」をテーマにした勉強会が、とても盛り上がりました。最初、講師役の人は「AI」をテーマにする予定でしたが、テーマの打ち合わせをしているうちに、本人の希望もあり「AWS Cloud9」へテーマを変更しました。テーマを変更した理由は「【Cloud9】をほとんど使ったことがないので使ってみたい」という理由でした。そのため、発表の内容も「とりあえず使ってみました。みなさんどう使いますか?」という簡単な流れで進みましたが、それがとても面白く。発表は10分足らずで終わり、残りの時間は参加者全員で「あーしたらいい」「こーしたらいい」と盛り上がり、「こういうことができるのだったら、今後はこんなシーンで使ってみたら」という話まで展開しました。発表者も参加者もお互いにモチベーションが上がる勉強会になりました。

若手からベテランに質問しやすい環境でもあり、このようなスタイルで若手を含めてコミュニケーションを図りながら、エンジニアとしての経験値を上げていくことができる状況に心地安さも感じています。勉強会のルールを設けていないので、講師の個性が勉強会にそのまま出てくる点も面白いです。アンタスの社員が益々スキルアップできる、そんな社内勉強会を今後も開催していければと思います。

アンタスではベテラン・若手問わず、エンジニアが試行錯誤しながら新しい技術や既存知識を深めています。社内勉強会の担当が伊藤さんにバトンタッチされて、勉強会の進め方や社内開発体制への化学変化も起こりそうな予感がしています。
エンジニア一人ひとりの、スキル・技術・知識のレベルアップを優先して考えているアンタス。アンタスの勉強会に興味があるかた、ぜひ一度参加してみませんか??