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アンタス社内勉強会 1/2

2019.05.22

Chapter1:2018年に得られた成果

エンジニア紹介

前半担当 ハマスレンさん(通称ハマさん)

アンタスでは、以前より実施していた社内勉強会をより活発化させるべく、昨年から担当社員を決め定期的に勉強会を行っています。今回は昨年の担当をしてもらったハマさんと、今年担当している伊藤さんにお話を伺います。
まずは、昨年担当のハマさんよりアンタスでの勉強会の具体的な内容や昨年1年間行ったことによる成果などについて伺いました。

▼アンタスの社内勉強会とは、どんな内容ですか?

昨年は月に2回1時間を目安で勉強会を行いました。勉強会のテーマは、大まかに分けて、最新技術や開発言語・開発ツールについて学ぶ「技術勉強会」、クラウドサービス等の技術を学ぶ「クラウド勉強会」、当社の事業でもある広告配信に関する知識を深める「アフィリエイト勉強会」、世の中のトレンドや面白そうな技術を発表する「トレンド勉強会」の4つでした。

▼勉強会担当者の役割はどんなことですか?

大まかなテーマや講師役の社員を決め、勉強会実施日のスケジュール調整と社内告知、当日の進行フォローなどです。
基本的には勉強会は自由参加形式で、業務上参加したほうが良い内容のときは「できるだけ参加してほしい」というニュアンスで呼び掛けし、講師や参加者が負担を感じないようにしました。昨年の1月から1年間、私(ハマさん)が担当し、今年の1月から伊藤さんにバトンタッチしました。

▼講師はベテランエンジニアが担当するのですか?

ベテランエンジニアや社内プロジェクトリーダーなど勉強会のテーマについて詳しい人や、何か発表したいことがある人、育成を目的に経験が浅いエンジニアへ講師役を依頼することもありました。社長も講師を務めたことがあります。社員の誰もが講師になる可能性があります。

▼勉強会の進め方はどのようにしているのですか?

進め方は自由です。具体的なテーマが決まるまでは、担当と講師役で協力しますが、あとは講師にお任せしていました。20ページくらいの資料を作って講義をする人もいれば、PowerPointを使ってプレゼンする人。簡単な資料を使いながら説明して、以降はワークショップ形式で進行する人もいました。
基本的に参加者が飽きないように、1時間程度で終わるようにしていますが、盛り上がって時間が過ぎたこともありました。10分で発表が終わり残り50分を質問タイムにして全員でディスカッションしたこともあります。
事前に打ち合わせをして、大きいテーマを設定したときは、3回シリーズに分割して開催したパターンもありました。例えば「アフィリエイト広告」をテーマにした際は、3人の講師が担当し、「概要」と「機能」に分けて連携した内容になるよう工夫しました。

▼勉強会を行っているときの雰囲気はどのような感じですか?

若手エンジニアが発表のときは、先輩がその場で補足をしてフォローしたり、若手がちゃんと理解しているとき感じたときに「ナイス!」とか「そうそう、合ってるよ」と声をかけたり、和やかな雰囲気です。普段からみんな仲が良く、仕事のときも相談しやすい、アンタスの社風がそのまま勉強会でも出ていると思います。誰かが困っていたら、フォローし合うような体制が自然にできていて、勉強会もその延長線上にある感じです。

講師が全てを理解していないテーマがあっても、勉強会をきっかけに互いに話し合い、アイディアを出し合う場づくりができればいいと思って実施していました。開発するときの解決方法には、いろいろな道があり、100%の正解がないときもあるので、そういった実務にも応用できればと考えていました。

▼1年間勉強会を実施してハマさんから見た変化や成果はありましたか?

当社のプロジェクトである「アフィリエイト広告」および「AI」をテーマにした勉強会を行う前は、その仕事を担当していない社員は詳しい業務の内容までは把握していなかったと思います。日々の業務の中で、自信が担当していないプロジェクトを理解するのは、きっかけがないとなかなかできないことです。勉強会を行って、その情報を社内的に公開したことによって仕事内容を把握するきっかけになりました。勉強会実施後にプロジェクトメンバーの体制変更があったのですが、メンバーに事前知識があったおかげでスムーズに業務に入ることができました。これは、勉強会の成果だと感じています。
また私が担当している社内勉強会は、会社全体で実施しているのですが、その他に有志で自主的にやっている勉強会もあり、社内勉強会はその勉強会の発表の場としても活用していました。

▼自主的にやっている勉強会とは?

今やっているのは、「ブロックチェーン」と「go言語」です。「ブロックチェーン」はベテランエンジニアが集まって調査して、「go言語」は若手エンジニアが率先して調査・勉強しています。だいたい19時頃勤務が終わるので、仕事に差し支えない時間に会社で勉強しています。「ブロックチェーン」の勉強会は週に1回2~5人で実施しています。勉強会のグループチャットへ内容を記録して、人数が集まらなくても実施し、都合で参加できなかった人も次回参加までに復習できるようにしています。

※次回は「Chapter2:2019に取組みたいこと」についてご紹介します。