どんな目的のために必要で、どんな人の役に立てるのか。 素材、形状、価格、使い心地。 あらゆる面を考慮してアイディアを出し合い、お客様の 安心・安全を「ネット工事」でサポートしている企業様です。
業務効率化を検討する中、
・引き合いが増加に伴い営業の事務仕事が指数関数的に増加してしまう
・ベーシックな仕様の資料作成でも、それなりの時間を要する
・多くの業務が属人化されている
このような課題を感じ、特に営業社員の事務仕事を減らすことを考え、アウトソーシングすることで大きな効果が得られるのではと考えAI×RPAの導入を考え始めました。
これまで設計計算ー図面作成ー見積作成をそれぞれのシステムを起動し、営業担当者が入力作業を行っていました。今回は「営業担当の事務仕事を削減し、営業活動に注力ができる」ことを目的とし営業担当者の作業を減らすため、AI×RPAソリューションにより既存システムの改修をせず、入力・判定(判断)に加え、3つのシステム自動連動も実現しました。
例えば、
1、初期値を入れ、自動計算し設計計算を実施。
2、設計計算から出た結果をもとに図面を自動作図。
3、自動作図した図面から部材を拾い出し、自動見積作成。
更に、自動化によってこれまで半日かかっていた営業担当者の事務作業が1時間に短縮。目的であった、「営業担当者が営業活動に注力する」環境提供を可能としました。
コロナ禍ということもあり、打合せはWEBミーティングで実施。毎週定例会を開き、仕様の検討、開発の進捗状況の共有を行い、齟齬が無いよう進めました。またお互いの課題や確認事項はbacklogを使用。タスクごとの履歴を残すことで、認識共有を更に高めプロジェクトを進めてきました。
▼東北ネット工業代表の高橋様からのコメント
Q:開発期間、その後の対応など、アンタスとのやり取りはいかがでしたでしょうか?
A:ハッキリと期待以上でした。
・建設業、ひいては弊社の事業に対してご理解頂いている
・リモートでのやり取りにも関わらず常に的確に方針や課題を共有できた
・こちらの要望に対して迅速かつ的確にご対応頂いた
等々、お陰様で非常に良い物になったと思います。
▲納品後、感染状況が落ち着いている頃合いを見つけご訪問。この時が初めて直接お会いする機会となりました。細かい動作確認などをお伺いしつつ、より使いやすく業務効率アップできるAI×RPAにすべくフェーズ2のプロジェクトがスタート予定です。
▼東北ネット工業代表/高橋様より
テスト段階ですが、このままスムーズに運用できれば、設計案件1件につき3~4時間程度の時短に繋がるのではと想定しております。 また、各営業社員によっての設計基準のバラつきや数量の拾い間違い等も格段に削減できると考えております。
・お客様への対応の即時性向上→顧客満足、受注率の向上
・営業社員の事務仕事削減→営業活動に充てられる時間の増加、ESの向上、教育の効率化
特に大きなメリットは上記で、営業活動へのリソースをより多く費やせる体制に移行していければ、業務内容/営業エリアの拡大も視野に入ってくると考えております。
今回は社長の高橋様をはじめ、プロジェクトに参加していただいた東北ネット工業の皆様
アンケート・コメントのご協力誠にありがとうございました。