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RPAで“3日かかる建設設計・CAD作業”を1時間に Windowsアプリケーションを外部から自動制御するAI×RPAを開発 ~画面解像度などの制約がなく、業界特化型アプリケーションにも対応~

2019.12.10

株式会社アンタス(本社:北海道札幌市、代表取締役 佐藤敏彦)は、RPAの技術開発により、Windowsアプリケーションを外部から自動制御し、画面のサイズや解像度の制約を受けずオペレーションを自動化し、AIにより人手の判断も自動化するソリューションの提供を開始いたします。
国内で主流となっているRPAは、画像認識を行い画面上のマウスの動きを記録して自動化するものが多く、画面の解像度やディスプレイのサイズが異なる環境では同じ動作ができないという課題がありました。
このたび当社が開発したAI×RPAでは、人が作業する際と同様にWindowsアプリケーションを外部からダイレクトに操作する仕組みを開発。画面による制約を受けず、業界特化型アプリケーションにおける作業自動化も可能にしました。

■事例:設計作業の工数削減に成功!ノウハウを持つ設計者が3日かかる作業を1時間に

開発経緯として、社会インフラ(建設)業界の建設設計・CADを手掛ける企業様から、「設計経験者がノウハウに基づき行っている作業を軽減したい」というご要望により開発いたしました。
長年の知識・経験をもつベテラン設計者であっても、計算システムを使い最適解を求める作業に約3日かかり、かつ、作業に特化したデスクトップアプリが普及している業界でもあることから、RPAを導入しにくいという課題がありました。
これを受け当社では、業界特化型のアプリケーションに対応できるRPAの開発を実施。実際に人が作業を行うのと同様にRPAが外部からアプリケーションを操作する技術を開発し、設計者が考えるやり方と作業を自動化。3日かかっていた作業を1時間以内で実行することに成功しました。
また、この企業様の例では、設計経験者がもつ知識をAIに学習させRPAと組み合わせた作業自動化を実現。業務の負荷分散ソリューションとして提供予定です。

社内で活用中の業界特化型アプリケーションにも対応、デジタル化の第一歩に最適なRPA
企業のデジタルトランスフォーメーションの推進が求められる一方、長年使用してきた独自開発システムや、開発元がすでにメンテナンスできないアプリケーションを使用している企業様も多くあります。当社が開発した最先端のRPAは、一般的に普及しているRPAでは対応できなかった作業も自動化が可能です。
また、デジタルトランスフォーメーションを進めるには、現在使用中のシステムの見直しや選定にも人手と時間が必要であることから、業務量を削減できるRPAはデジタル化の第一歩として有効と考えられます。

 

アンタスが提供する最先端RPAソリューションの特長
・人が作業する際と同様に、Windowsデスクトップアプリをあたかも人が操作するかのごとく自動制御
・画面のサイズや解像度による制限を受けることなくRPAの安定稼働を実現
・社内の独自システムや、業界特化型のアプリケーションにも対応
・RPAにAIを組み合わせることで、人の思考ルーチンも自動化し、高度な業務自動化を実現

 

アンタスが提供する最先端AIソリューションの特長
・特定要素の大量画像の特徴点から人の思考ルーチンをAIにより自動判定
・手書き文字画像をAIによりテキストデータ化
・最新の単語リファレンス・単語データを教師データとし、トレンドワードを抽出・拡張

▼建設・設計業界の業務フローをAI×RPAの導入により自動化